インプラント治療に関する些細な疑問は越谷の前原歯科医院へ。

フィクスチャー（歯根となるボルト）の素材にはチタンを使っています。チタンは生体親和性が高い金属ですので、それに対するアレルギーはほぼありません。一方、上部構造の素材にアレルギー反応が出てしまう可能性があります。保険がきく金属を使った場合、いろんな種類の金属が混ざっているため、反応がでてしまうのです。

考えられる危険性は感染症ですが、当院は衛生面に細心の注意をはらっておりますのでご安心下さい。

インプラントというのは歯根がなくなってしまったものを復活するような形になります。要は骨にチタンのボルトを埋めて、なくなってしまった歯を同じ場所に再現するということです。人工的な歯根をあごの骨に植えるわけですから、もちろん可能です。

年配になってくるといろいろ病気をかかえてらっしゃる方もいらっしゃると思います。全身的によく問診していただき、その結果を受けて、オペのリスクがあるかどうかを判断いたします。大丈夫だということであれば、治療計画を進めてまいります。

骨折を防ぐため、骨の成長を止めて、骨密度を保つ薬があります。それを飲まれていらっしゃる方は抜歯をしたり、インプラントを行ったりすることができない場合もございます。対処法を考えますので、一度ご相談下さい。

患者様の状態や本数によって変わります。治療が終わるまでは入れ歯をつけていただいたり、あるいは、本物をかぶせる前に、少し時間がたったら仮歯を作ったり、といった方法ですごしていただきます。

入れたばかりのボルトに加圧しない方が良いので、歯にあまり負担のかからない食べ物、豆腐ですとか、そういう柔らかい物を食べるようにすすめることもございます。

現在、準備中です。

痛いというイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかしオペ自体、痛みを訴える方は特におられませんし、オペ後に痛みを訴える方もおられません。それに、患部が腫れるといったこともありません。逆に「こんなものだったのかな」と拍子抜けされる患者様が多くいらっしゃいます。

局所麻酔ですので、患者様の意識はオペの間もございます。

一本二本打つぐらいでしたら一時間もあれば終わります。

前歯一本や、奥歯二、三本といった方のケースが多くなっています。逆に全ての歯を一度に、といったケースはほとんどありません。

ありません。すぐにお帰りいただけます。

基本的にはインプラント以外の保険外でかぶせた歯などと同じです。金属でしたら壊れることはまずありませんが、セラミックですと打撃があった場合は欠ける可能性があります。

インプラントは普通の歯の構造と違って緩衝作用がありません。骨にボルトを埋めたら固定されてしまいます。地震が起きたときに揺れを緩和する作用があまりない建物が倒壊しやすいのと同じで、インプラントも強い力がかかりすぎると壊れてしまいます。

歯ぎしりの強い方がインプラントをした場合、上部構造が傷んだり、インプラント体（フィクスチャー）と骨の結合部が痛んだりする可能性があります。緩衝用のマウスガードをお作りいたしますので、就寝の際はそれを装着していただくことで、損傷を防ぎます。

歯はアパタイトというカルシウムを主体とした構造になっています。酸がつくことで溶かされ、虫歯となるのです。

一方、インプラントが虫歯になることはありません。表面的には酸化するかも知れませんが、金属にしてもセラミックにしても、アパタイトのように溶けることはありません。フィクスチャーに使っているチタンも同様です。

若い方は入れ歯を敬遠します。一本欠損された場合、「まわりの歯を削りたくないからブリッジは嫌、だけど入れ歯も嫌」などと悩まれた後、インプラントを選択されることが多いのです。

入れ歯を使っているお年寄りの方でも、使い勝手の悪さや汚れやすさ、耐久性の悪さから、あまり満足されていない方が多い、というのが現状です。そうした理由から入れ歯ではなくインプラントを選ばれるようです。

ケースによるので一概に楽かどうか申し上げられません。その方の虫歯や歯周病の治療の度合い、追加のインプラントがあるかといった要因によって変わってきます。

滅菌した器具を用意していますので、ご安心下さい。